

最近北京では飲酒運転の取締りが強化されています。夜になると橋の下、死角になっている曲がり角など至るところで抜き打ちの飲酒運転の検問をしています。私が見かけた場所は橋の下でしたが、そこにはテレビ局の記者、カメラマン、インタビューする人も同行していました。私も野次馬に混じってその様子をみていましたが、大体50台に1台の確率で検問にひっかかっていました。検問で問題があった運転手が出るとすぐに記者達が押し寄せて、ライトを焚き、カメラを回し、インタビューに取り掛かります。私が見ていた中では、合計で3人検問で捕まった人を見ましたが、いずれの運転手も素直にインタビューに応じていました。これは公安が同行しているからなのでしょうが、改めて中国公安の威厳を感じました。また、記者達も取材を邪魔する者がでると、強気で「なんだーこらー、何の用事だー」と威張り散らしていました。やはりこれも公安と同行しているからなのでしょう。また、飲酒運転の罰はとても厳しく、一定の量を超えると免許を失うと同時に、留置所に7日〜10日拘留されます。公安の友人の話によるとかなりの数の拘留者が出ているそうです。